【クワガタの飼育】簡単そうで難しい!正しい育て方教えます

好物は何?育てるために知っておきたいクワガタの食生活

初めてクワガタを飼おうとしている人には、クワガタがどんな物を好んで食べるのかにも興味を持って欲しいところです。そもそもクワガタを大きく育て、長く飼い続けるには何を与えるのが良いのでしょう?

【自然界でのクワガタの食生活】

クワガタは厳しい自然の中で生きています。そこでの食生活はどのようなものなのかを知れば、飼育するヒントになりそうですよね?

クワガタの幼虫は、自分が卵からかえった木を棲み処にして柔らかくなった木の皮を食べたり、樹液を吸ったりして栄養分と水分を補給しています。

成虫になると、もっぱら樹液を吸って栄養と水分を補給していますが、傷み始めた果物などの蜜を吸ったりもしますし、産卵期のメスになるとさなぎや幼虫も食べたりします。

【飼育でのエサは何が最適?】

自然での食べ物をそのまま再現するために、昔は木の皮や死んだ虫などをエサとして与えていたのですが、より大きく成長してもらうための研究と改良が加えられ、今は多くの飼育用キットやエサが売られています。

クワガタを育てるには欠かせない酵母や菌糸を配合したマット、栄養と水分を適切に取れる昆虫ゼリー、腐葉土などがペットショップには置いてあります。これらのおかげで昆虫の死骸を探すこともなく、木の皮が腐敗して柔らかくなるのを待つこともなく、手軽で確実なエサやりをすることができるんですね。

【果物は何でもいいの?】

昆虫用ゼリーではなく果物を与える人も多くいますが、水気の多いスイカなどは下痢の原因になったり、尿の量が増えてケースが不衛生になりやすかったりするので与えるのは止めましょう。

与えて良い果物としては、バナナやりんごなど、普段あまりジューシーさを感じないものが挙げられます。水分は充分含まれていますから、栄養と合わせて摂取できるエサになります。

【エサの量にも気を使おう】

クワガタは元々、食欲旺盛なタイプの虫ではありません。カブトムシはがっつり系ですが、クワガタは産卵前のメスがエネルギーを貯めこむために食欲を出すくらいです。

栄養の取り過ぎは成長スピードも速くしてしまうので、長く飼いたい場合は量的な面でも気を配らないといけません。ゼリーなら一週間に1~2回の交換が目安です。栄養価が高い物を大量に食べると、大きく・早く育つのは人間と一緒ですね。

【粗悪品の昆虫ゼリーには要注意】

昆虫ゼリーにもいろいろあるのですが、気をつけたいのが添加剤たっぷりの物。栄養価と水分補給にはとても役立つエサですが、添加物や防腐剤が多く含まれているゼリーはクワガタの身体にも良いものではありません。

成分表示を確認したり、ペットショップで詳しくゼリーの内容を聞いてみたりするなどして、良質な物を与えられるようにして下さい。