【クワガタの飼育】簡単そうで難しい!正しい育て方教えます

1年?2年?クワガタの寿命を左右する幼虫期の育て方

クワガタと言うとカッコイイ大きなはさみのような形の虫をイメージするでしょうが、クワガタの一生はずっとあの形ではないんです。

【クワガタの一生を知ろう!】

クワガタは卵から数えると4つの生態に分かれます。卵からかえって幼虫になり、さなぎになってからあのカッコイイ成虫へと変わっていくんです。それぞれに育て方も異なるんですよ。

クワガタにも種類があるので全種類が何年生きるとは断言できないのですが、よく知られている「オオクワガタ」や「コクワガタ」は2年~5年、ノコギリクワガタは1年(冬を越せるか越せないか)程度と言われています。

普通に自然界で生きるよりも外敵が少なく、夏冬合わせて快適な環境を整えてあげられる飼育の方が長生きしやすくなるのは確かなのですが、自然に近い状況やクワガタの種類、幼虫の発育状況に合わせてあげないと逆に寿命を縮めてしまうことになるので気を使ってあげなければいけません。

特に栄養過多、高濃縮した環境にあると、成虫になるまでの時間も早くなる傾向があります。幼虫期にどれだけじっくりと成長できるかでクワガタの一生は左右されると考えましょう。

【闘争本能の強い虫!飼うときは1ケース1匹が理想】

強くてたくましく見えるとおりに闘争本能があるものも多いので、同じクワガタ同士でも食うか食われるかのあらそいをするのが特徴です。なので、競争を避けるには1つのケースに何匹も入れてはいけません。寿命より前に縄張りあらそいや共食いを始めてしまう危険が高くなってしまうんです。

1つのケースでライバルのいない環境を作ってあげることが、1匹1匹を寿命まで飼っていくことのできる条件なんですね。幼虫だからと何匹もまとめて1ケースに入れておくのはやめておきましょう。

【発育状況に合わせたケースを選ぼう!】

幼虫・さなぎ・成虫と、育て方も生態によって異なります。人間の赤ちゃんがベビーベッドから普通の布団やベッドで寝るようになるのと同じで、クワガタもケースの種類や大きさも変える必要があるんですね。

幼虫は本来、朽ちた木の栄養をとって成長していきます。飼育でも以前は同じように腐った木などを与えていましたが、より大きく育てるために酵素入りのマットを容器に入れるのが主流になっています。

容器は幼虫がマットの下にもぐるだけの厚みを作ってあげなければいけません。また、酵素が入っているということは「発酵する」ということです。発酵は熱も発生するので、暑さで幼虫が死んでしまわないようにも気をつけなければいけません。

ある程度育つまでは小さなカップでも問題ありませんが、大きくなるにつれて容器も窮屈にならない程度の物へ移し変えてあげなければいけません。最近では「菌糸ビン」が主流になっていますので、大きさに合わせたビンで1匹1匹を育てるのがおススメです。大きく育った子どもをいつまでもベビーベッドで寝かせないのと同じように愛情こめて育ててあげましょう。